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フィールドトリップでITを活用したトヨタのビジネス戦略を学ぶ
Public Relations
2010年6月23日(水)
6月4日(金)から5日(土)にかけて、「IT戦略と政策立案」コースの履修生は国際経営学研究科ジェイ・ラジャセケラ教授の引率でトヨタ自動車株式会社を見学しました。同社へのフィールドトリップは毎年恒例で、経営学を学ぶ学生が最も楽しみにしている見学会のひとつです。このフィールドトリップの目的は、IT戦略や方針がいかにプロダクションシステムや製造過程に活かされ、同社の名高いビジネス戦略「トヨタ方式」につながっているかを自分たちの目で見ることでした。

2日間にわたる名古屋へのフィールドトリップの主な見学先はトヨタ自動車の産業施設の数々で、豊田市やトヨタ本社、トヨタ会館、そしてカローラやイスト、ラクティス、ヴィッツ、iQ等の最新モデルの組み立てを行っている高岡工場を見学しました。またフィールドトリップ後半には、名古屋城やトヨタ博物館の見学を含む名古屋市内の観光をし、多くの参加者にとってとても興味深い経験となりました。

今回の見学会に参加したのは国際経営学研究科(GSIM)および国際関係学研究科(GSIR)の学生、総勢52名で、GSIRのマウン・アウン・ミョー準教授教務事務室室長の保坂進さんが特別ゲストとして同行してくれました。

6月4日の早朝5時に、一行はバスでIUJを出発し、11時15分に名古屋市のトヨタ自動車産業施設に到着しました。途中、バスの中ではゲームをし、勝者には景品が出るなどしてとても楽しく過ごしました。最初の見学先はトヨタ会館でした。そこではトヨタ車の最新モデルや、安全性・モビリティの研究、環境に配慮した製品づくり、モータースポーツ、トヨタ生産方式、そして社会貢献などについて説明を受けました。水素をエネルギーにした燃料電池ハイブリッド車や、生活を豊かにしてくれるパートナーロボット、トヨタ独自のパーソナルモビリティ・i-unit等、未来を見据える同社の活動には驚きを覚えました。トヨタ会館の次は豊田市に移動し、トヨタ自動車本社や研究施設、製造現場、下請け企業等を見学しました。同社のスタッフの方がこの見学コースを一緒に案内して下さり、最後に高岡工場に到着しました。

高岡工場は近代的設備を誇るトヨタの国内13工場のひとつです。そこではプレス、溶接、塗装、組み立ての4工程について、順を追って説明を受け、実際に組み立てと検査の現場を見学しました。トヨタ生産方式の2本柱は、“ジャストインタイム生産システム”“自働化”ですが、それも自分たちの目で確かめることができました。他にも“カンバン方式”“トヨタ式カイゼン”についても学びました。見学中頻繁にロボットや各種アプリケーションといったITシステムを垣間見て、同社のビジネス戦略にITがいかに有効活用されているかがよく理解できました。完成した新車が搬送されるところまで見せてもらい、高岡工場での見学が終わりました。今回のフィールドトリップで学術的要素を持ったイベントもこれで終わり、私たち一行はバスでホテルへと向かいました。

そこからは存分に名古屋市を楽しみました。翌朝、ほとんどの学生がバスで名古屋城見学のツアーに参加しました。そして、単独であるいはグループで、それぞれが観光やショッピング等で名古屋市を満喫した後、午後2時に集合しIUJへの帰途につきました。車中では歌の上手な学生がエンターテナーとなり、あっという間に時間が経ち、夜9時30分に無事IUJに到着しました。

「知識を習得すること」と「楽しむこと」、両方がバランスよく盛り込まれた今回のフィールドトリップに参加者は大満足です。特に2年生にとっては修了前最後の懇親の場となりました。ラジャセケラ教授からもお話がありましたが、このフィールドトリップをアレンジしてくれたのはEビジネス経営学プログラムの加藤清也さん、東小薗是将さん、平井裕之さん、ガンゾリック・ヴァンチックさんでした。

報告:Eビジネス経営学プログラム
   ジィーヴァン・プレマサラ


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